近年、テレビやスマホ、プロジェクターなどに搭載される事が増えてきた画像補間処理になります。
この記事では、MEMCの解説や、使用時の注意点などを解説します。
MEMCとは|プロジェクターやテレビ、スマホなどのフレーム補間処理
MEMCとは、フレーム補間処理の名称で、「Motion Estimation Motion Compensation」の略称となります。元の英文を直訳すると、「動きを予測する」、「動きを補う」という意味合いになります。
名称の通り、映像を構成するフレーム間の動きを補ったり、次のフレームを予測して解像度の低下を補う技術になります。
最近では、テレビやスマホ、プロジェクターなどに搭載されている事が増えている技術です。
MEMCをオンにすると、映像の滑らかさがアップしたり、より鮮明に画像を楽しむ事ができます。
MEMC使用時の注意点|映像演出の変化
MEMCでフレーム間が補間されれば映像が滑らかになりますが、映像作品によってはオフにした方が良い時もあります。映像作品によっては、敢えてスローに演出しているシーンや、コマ落ちを巧みに使用しているものがあります。
そのような作品の場合は、フレームが補間されると制作者の意図とは異なった見え方となってしまいます。
見るコンテンツによって、MEMCのオンオフをしましょう。
MEMC使用時の注意点|スマホの消費電力アップ
スマートフォンにも、MEMC機能が搭載されているものが登場しています。スマホでのゲームプレイや、YouTubeなどでの動画視聴で、フレーム補間による滑らかさや解像度向上の恩恵があります。
その反面、消費電力がアップするため、充電の減りが早くなります。
- すぐに充電が出来る環境にない
- バッテリー残量が気になる
- MEMCが不要な作業がメイン
Aladdin X(アラジン エックス)シリーズもMEMCに対応
Aladdin X(アラジン エックス)シリーズのプロジェクターでは、「Aladdin Marca(アラジン マルカ)」、「Aladdin X2 Light(アラジン エックス 2 ライト)」が、MEMCに対応しています。スポーツ観戦やゲームなどによりおすすめな機種となっています。
Aladdin X2 Light(アラジン エックス 2 ライト)|より広い空間に・照明一体型3in1プロジェクター
「Aladdin X2 Light(アラジン エックス 2 ライト)」は、手軽さと新搭載の機能でパワーアップした照明一体型3in1プロジェクターです。- 「ムードライト」搭載で空間をカラフルに演出
- メインライトも14畳対応にパワーアップ(従来は8畳まで)
- 薄くなった本体デザインで、より空間がすっきりスタイリッシュに
- 目に優しい「TUV認証」、「SGS認証」取得
- MEMC(フレーム補間処理)に対応で、スポーツやゲーム等の激しい動きの映像でも、くっきりと滑らかに投影
超短焦点プロジェクター・Aladdin Marca(アラジン マルカ)
超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca(アラジン マルカ)」。
壁から24cmで100インチの大画面が楽しめるので、設置場所の自由度が高いのが特徴です。
Aladdin X2 Plus同様、動画配信サービスの視聴も、もちろん対応。
好きな場所で好きなコンテンツを、すぐに投影して楽しむ事ができます。
フレーム補間技術の「MEMC」も対応しており、より滑らかな映像を体験できます。
シーリングライトと一体のAladdin X2 Plus(アラジン エックス 2 プラス)
家庭用の引掛シーリングに、追加工事不要で簡単に取り付けられる「Aladdin X2 Plus」。- シーリングライト
- 高性能プロジェクター
- ハーマンカードン製の高音質スピーカー
の3in1プロジェクターは、置き場所やコード配置などを気にせず、簡単に使用する事が可能です。
多彩な映像をフルHD画質で楽しむ事ができます。
専用の短焦点レンズ、台形補正機能などで、画面をあらゆる間取りにフィットさせられます。
※MEMCは「Aladdin Marca(アラジン マルカ)」、「Aladdin X2 Light(アラジン エックス 2 ライト)」に搭載の機能になります。